譲る心
私の父は戦時中
「食べられない」辛さを知っている人です。
だから自分の子や孫に
「食べ物に卑しい人にはなってほしくない」
という思いがありました。
両親二人が自分たちが我慢しても
私や姉には食べたいものをと育ててくれました。
姉も当然自分より私を優先してくれます。
なので私は周りの人に譲る心の余裕をもらいました。
姉の子は二人ですが
二人とも自分が我慢しても
誰かに譲る優しい子です。
その二人と兄弟のように育った王子は
家族みんなに優先されて育ってます。
王子はまさにおじいちゃんの孫です。
食べ物でも何にでも
卑しいどころか
何より人を優先します。
早い者勝ちの場面では
いつも一人何も当たらずですが
ニコニコしています。
「譲れる優しい子になってほしい」
おじいちゃんの願い通りの孫です。
でもそのおじいちゃんが
「もう少し欲があれば・・・」
と思うほどの王子(笑)
無料で早い者勝ちでアイスを配っていたイベント
王子がもらいに行く頃には
大人までもらい終わってもう一個もなく
王子は別に気にも留めていない様子
でもイベントの関係者が
配っていた小さいアイスではなく
多分別で関係者用に買ってあった分?
の大きなアイスをくれました。
残り物には福がある・・・
でもそのアイスをもらう王子を見て
他の子が「ずるーい」と泣き出し
王子はその子に結局あげてました。(笑)
譲る心・・・
おじいちゃんから受け継いでいます。
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